先日youtubeにてとあるオーケストラコンサートの動画を観た。

そのコンサートでは僕がプレイしたことのないゲームの曲をアレンジしたオーケストラを演奏していた。

 

プレイしたことのない、とはいえど内容は少しかじった程度には知っていて、ストーリーや各キャラクターの立ち位置、個性などを多少なりともわかってるつもりだ。

そのゲームの15分ちょっとの演奏が素晴らしくて、切なくて、壮大で、儚くて、そして、とにかく傑作で。

初めて観たのは先日の朝の通勤電車内だった。

曲の演奏の待っていき方がすごく引き込まれる。

 

あるところの緩やかな演奏からの加速のある盛り上がり。

またあるところのポップな伴奏からのピアノの独奏。

さらにあるところでは徐々に音程に淀みを出して歪さを醸し出し、そこから連想される音程を辿り、さらに連ね、ゲームオーバーの伴奏のアレンジから死を連想する曲への移行。

バックスクリーンに映し出された伴奏とそのキャラクターを思わせるように合わせて変わるデザイン。

 

書き殴りたいことがたくさんありすぎるがこのくらいにしておこう。

 

僕はこの曲を初めて観た時に泣いた。

 

通勤中の社会人が泣いた。

 

今でも見るたびに目頭が焼けるように熱くなる。