不動の激情

僕が映画を観るようになったきっかけでもう一つ大きなものがある。

 

今年の一月の末に出会った漫画だ。

 

出会った、と言うよりも連載が開始された。

と言うべきなのかもしれない。

我が家は毎週父親が週刊少年ジャンプを買ってくる。

アイシールド21デスマーチ編に入る直前くらいで15年ほど前か。

 

前置きはこのくらいで本題。

その作品はアクタージュという俳優志望の女の子が主人公の漫画で原作と作画もツイッターで活動してた真っさらな新人の二人だ。

 

その少女が大女優になる道筋を描いたサクセスストーリーでとにかくキャラクターの個性、コマの巧みな使い方、絵の描き込みの繊細さ、ストーリーの持っていき方が絶妙なタイミングとバランスを保っていて毎回引き込まれてしまう。

今は宮沢賢治の遺作〝銀河鉄道の夜〟の演劇真っ只中だ。

そんな世界感の表現に引き込まれていたのも映画を観るきっかけとなったのだろうな。

 

と思う。